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ジョン・スコフィールドの活動を長年フォローしてきています。またトム&ジェリーの音楽探求、アメリカ横断ウルトラクイズの使用曲も収集しています。

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John Scofield Trio / Uncle John's Band (2023)

2023.10.14 21:04|John Scofield Topics
602455725509.jpgJohn Scofield Trio
"Uncle John's Band"
Label: ECM Records
Recorded: 2022.8.
Released: 2023

Tracklist:
1-1. Mr.Tambourine Man
1-2. How Deep
1-3. TV Band
2_JohnScofieldTrio_800x800_1_64b668c69a10c.jpg1-4. Back In Time
1-5. Budo
1-6. Nothing Is Forever
1-7. Old Man
2-1. The Girlfriend Chord
2-2. Stairway To The Stars
2-3. Mo Green
2-4. Mask
2-5. Somewhere
2-6. Ray's Idea
2-7. Uncle John's Band

Credits:
John Scofield: Guitar
Vicente Archer: Double Bass
Bill Stewart: Drums

 ECMでの第3弾アルバムはニュー・トリオでの2枚組アルバム!2022年8月にニューヨークでレコーディングされています。この年の2月から7月はニュー・バンド“John Scofield's Yankee Go Home”で数多くライヴ活動をしていました。ビセンテ・アーチャー、ジョシュ・ディオン、ジョン・カウハードがメンバーで、本作にも取り上げられている洋楽ロック等のナンバーをセットリストに入れていました。8月の本作のレコーディングは、ヤンキー・ゴー・ホーム・バンドとはならず、ビセンテ・アーチャーとビル・スチュワートとのトリオ編成になりました。2018年の“John Scofield's Combo 66”のリズム隊ということになります。ジョンスコのオリジナル曲のほか、ボブ・ディラン、マイルス・デイヴィス、ニール・ヤング、バーンスタイン、レイ・ブラウン、グレイトフル・デッドのナンバーを取り上げている。オリジナルの「The Girlfriend Chord」、「Mo Green」は、なんだか過去の楽曲を数曲集めて焼き直ししたっぽい感じなのはご愛嬌。「How Deep」は2010年辺りからライヴのセットリストに頻繁に上がっていた待望のスタジオ録音版。「Mask」は2020年3月のコロナ禍にジョン・メデスキらとともに組んだBANDEMICで披露した曲。なんといっても、2005年にグレイトフル・デッドのフィル・レッシュ&フレンズへの参加を機に、現在まで数多くのデッド・ナンバーをプレイし続けるジョンスコは、「Uncle John's Band」をアルバムのラスト曲にセレクト!しかも自身のことも指してるが如く、アルバム・タイトルにもしています。グレイトフル・デッドの大ファンでもあるので、嬉し過ぎる。「Nothing Is Forever」は2013年に25歳で亡くなった愛息エヴァンさんに捧げられたナンバー。本作で取り上げられたナンバーを見渡すと、ザ・バーズに夢中になった13歳、テレビや映画、親しんだジャズ・アルバム、年を重ねた自分、天国の息子さん、新型コロナ、近年取り組んでいるロック・ミュージックのジャズ化など、ジョン・スコフィールドのパーソナルを感じるものになっているようです。
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